
なかなか朝のお別れが上手くできないと悩んでいませんか?
もういいかげん「スッキリお別れしてよ!」と焦っていませんか?
保育園に着くまではニコニコしてたのに「お母さん」と泣き叫び、「ちゃんと迎え
に来るから」と言っても納得しない子ども…。
でもそれは親や友だち、保育士との関係をつくる中で自己を確立し、葛藤しな
がら成長しているからです。そんな子ども達に私達大人は、困らないようにと先
取りするのではなく、困った時に自分で「どうすればいいのかな」と立ち止まって
考えられるように、子ども達の力を信じて見守っていきましょう。
案外、朝のお別れの後すぐに、元気にニコニコ遊んでいますよ。

9月は、まだまだ暑い日も続きそうですが、プールで全身を使い動かし、仲間
と遊ぶ楽しさを体感した子ども達は、ますます好奇心旺盛に活動的になるでし
ょう。夏の疲れも出てくる頃ですが、気持ちよく活動するためには、朝のスタート
が大事です。夜ぐっすり眠る事と朝食をしっかり食べる事を、ご協力よろしくお
願いします。
梅雨明けが早かったのもあって、今年も暑い暑い夏でした!
熱中症対策をしっかりしながら、一か月を過ごしてきました。
それでも、体温調節が上手くいかず熱を出す子もいましたが、この夏を
乗り切ることは、これからの秋に向かうエネルギーを蓄える貴重な体験に
なります。どんなに暑くても、力強く鳴き続けるセミの 鳴き声に、引き寄
せられ子どもたちは、セミ捕りに夢中でした。セミ取りは、みんなで共有で
きる楽しい体験です。それから、水との遊びをダイナミックに楽しみました。
0・1才児の子どもたちは、本能のごとく「水」を求めていき、水の刺激を充
分に楽しんでいました。2・3歳児のこども達は、園庭の大・中のプールに一
番に入り、水を怖がることなくプールの中で、顔をつけたり、潜ったり、友達
と一緒にプール遊びを楽しんでいました。4・5歳児の子ども達は、園庭のプ
ールを楽しみながら、園外プール(高田B&Gプール)に昨年に続き、今年も
3回行く事が出来ました。広いプールで、水を我が物のように潜ったり泳いだ
り、ダイナミックに水遊びを楽しんでいました。そして、昨年まで水が怖くて消
極的だった子ども達も、プールサイドから(頭から)飛び込める位、成長した
姿を見せてくれました。水刺激を常に受ける事で、子ども達の皮膚を通して
脳に刺激が送られ、自律神経がたくましく育ちます。自律神経は、生きる力を
支配している所です。この夏、水との遊びが子どもたちの体を、しっかりと育
ててくれたことでしょう